2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

天理教教祖のみりん好きについて

初期新宗教である天理教の女性教祖・中山みき(1798-1887)は、みりんが好物だったようです。「逸話篇」によく、「野菜を少々とみりんを召し上がった」とあります。みりんに関しては、お好みの店もあり、買いに行かせていたようです。思うに、甘い物好きで、…

非定型うつ病の信仰治療についてー禅宗の事例からー

ここ一週間、一日三時間瞑想して、昨夜ようやく第三の目が開眼しました。実を言うと、一週間前、“騙されたと思って一日中坐禅をしよう。それで三月になっても完治しなければ命を絶とう”と決心していたのです。先週は、過食、過眠、全身の重さで寝たきりにな…

死の実感の喪失

「死の実感の喪失は、自分の命は永遠であるという幻想をもたらす。その幻想の中で、人は死に対する激しい恐怖にとらわれる。かくいう私も、死ぬことが ずっと怖かった。考えはじめると、叫びたいほどだった。しかしタヒチで獣の死骸を日常的に目にするように…

治療者の変性意識状態

現代の精神療法はこのような個人的・偶発的な経験をなるべく廃し、一定の技法を用い、一定の効果を得られるような方向に向かいつつある。その結果、精神と精神の相互交流から生じるクライエントの精神への働きかけから離れて、クライエントの行動へ働きかけ…

にぎやかな死の看取り

私は在宅の看取りを指導しておりますので、死の迫った患者の家族には、出来るだけ病人の周りで笑い声を立てること、孫やひ孫がなついている場合にはその子たちをそばに来させるように勧めていますが、今まではいずれの例でも、看取りを終えた家族から感謝さ…

禅とマインドフルネス

http://www.chugainippoh.co.jp/rensai/shinsou/20151028-003.html どう受容するのか仏教界 マインドフルネス流行の兆し(3/5ページ) 2015年10月28日付 中外日報(深層ワイド) だが、心理療法としてのマインドフルネスは無宗教だが、それを入り口として禅…

マインドフルネスと禅

http://www.fuanclinic.com/blog/?p=181 マインドフルネス 「マインドフルネス」をご存じですか? 聞きなれない言葉ですね。正確にはマインドフルネスストレス低減法といって心理学的治療の一つです。今米国の多くの心理学教室にはマインドフルネスセンター…

花園大学の試みー座禅とカウンセリングー

http://www.pot.co.jp/oikenparis/%E5%9D%90%E7%A6%85%EF%BC%88%E3%81%96%E3%81%9C%E3%82%93%EF%BC%89%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81.html 坐禅(ざぜん)のすすめ 〜自然治癒力で心身を癒す〜 大学でも坐禅の効能に目をつけたところがある。2006…

マインドフルネスと参禅会

少なくとも日本の場合、今からマインドフルネスの指導能力を持った認知行動療法の専門家を養成して増員していくよりも、禅僧に精神医学の基礎知識を身につけてもらい、参禅会を開いてもらうことのほうが、よほど国民のメンタルヘルスに役立つように思います。

我流の座禅の危険性

http://www.geocities.jp/gurakuan_acupuncture/disease090612stress.htm 「うつ病」になってしまった時、または、なりそうな時に読むページ とにかく、頭を使わない。考えない。脳みそに、考える時間を与えない。頭を空っぽにしましょう。 「頭を空っぽに」…

非定型うつ病と瞑想

非定型うつ病の人は、感情の浮き沈みに振り回されがちです。 瞑想は、まず体の緊張をとくことによって心の緊張もとき、「今ここでのありのまま」の自分の感情や感覚に気づくことからスタートします。自分の感情と行動の関係や、自分と周囲との関係を客観視す…

からだは借りもの、壊れもの

人間の体は、天理教のような宗教では「借りもの」と位置づけられますが、同時に「壊れもの」でもあると思います。大切に扱いましょう。

女性のアルコール依存症

女性ホルモンには、アルコールの分解を阻害する作用もあるので、少量飲んだだけでもアルコールの血中濃度が高くなります。女性は体質的にアルコール依存になりやすい素因をもっているので、男性の2倍の速さで依存症になるといわれています。 そのうえ、女性…

居場所とは

「居場所とは、ひとりでいてもさみしくない場所のことである」(二村ヒトシ『すべてはモテるためである』ロングセラーズ、1998年→上野千鶴子『男おひとりさま道』文春文庫、2012年(初出2009年)、p124)。 *けだし名言だと思います。

瞑想(坐禅)によって非定型うつ病が劇的に改善した事例

主治医からは、薬物療法だけでは限界があるといわれ、坐禅をすすめられました。病気(熊田註;非定型うつ病)が治るものならと、栄子さんは積極的に坐禅に取り組みました。自宅で坐禅を組むだけではなく、坐禅会に出席して禅僧の指導も受けました。 しかし、…

マインドフルネスの流行をどう見るか

現在、アメリカを中心に欧米では、第三世代の認知行動療法として瞑想がさかんに行われていますが、ベースとなっているのはマインドフルネスの考え方です。マインドフルネスという英語の言葉は、日本人にはあまりなじみがありませんが、「気づくこと」という…

「何が原因か」よりも「どう治すか」が重要

病気の原因のほとんどは過去にあります。ですから原因をつきとめたところで、時間を巻き戻して、もう一度やり直すわけにはいきません。親を責めるなど、かえって苦しみを増すような言動に向かう可能性もあります。 原因は、知識として心にとどめる程度にして…

クローズアップ現代

私は、19時30分のNHKクローズアップ現代は、なるべく視るようにしてきました。今度、番組改編で22時からになるそうですが、そうすると報道ステーションは視られなくなります。ひょっとすると、それが改編の隠れた狙いのひとつなのかもしれません。

嗜癖とジェンダー

つらい現実に直面したとき、そこから一時的に逃避させてくれる嗜癖の対象はいろいろあるが、なににはまるかは男女差がある。 男性は、酒、ばくち、それに女。女性のほうは過食に、ショッピング。女性も酒やセックスにはまる場合があるが、アルコールやセック…

弱さの情報公開

超高齢化社会の到来をわたしが歓迎するのは、かつて強者だったどんなひとも、かならず弱者になっていくからだ。そのとき、自分が弱者になっていくことを受け入れられるか、他人の手に安心して自分をゆだねられるか・・・が問われる。男にむずかしいのは、「弱者…

出校

今日は臨時会議で出校しました。竹島の日、猫の日。

百田尚樹氏の囲碁小説ー「男たちの楽園」ー

―男たちをみていると、女に選ばれることよりは、同性の男たちから「おぬし、できるな」と言ってもらえることが最大の評価だと思っているふしがある。 男たちがカラダを張ってまであれほど仕事に熱中するのは、「妻子を養う」ためでも、「会社以外に居場所が…

時事報道番組

日曜日はテレビで時事報道番組を視ます。

「恩返し」ではなく「恩送り」

「恩返し」ではなく「恩送り」―どこかで聞いた言葉ですが、教師の仕事をしていると、つくづく実感できます。

元教え子の結婚パーティー

今日は、元教え子の結婚パーティーに出席しました。イタリアンを食べました。

精神科医・斎藤学氏の悪評

昔、精神科医・斎藤学氏と働いていた某女性カウンセラーは、斉藤氏について、「歩く自己愛性パーソナリティ障害」「フェミニストに見せて実はマッチョ」「お前こそバタラー」と酷評していました。評判の悪いメディア精神科医です。

時代の狩人

(前略)つまり、筆者にとっての安部公房の最大の魅力は、「時代の狩人」としての彼の卓越した感知・予見能力にあったのだと(木村陽子『安部公房とはだれか』笠間書院、2013年、p296)。 *同感です。私も、ささやかながら良き「時代の狩人」たる社会学者の…

美容院

今日は美容院で髪を切り、クリニックで持病の薬を受け取りました。

見田宗介氏の学生観

見田 ゼミのメンバーを選考する基準は、今だからいうと(笑)、センスのいい人です。批判されると思いますけど(笑)。それからもっと批判されると思いますが、人柄のいい人です。人間がいいということは、とても大切なことです。頭が良くても、シニカルな人…

小説『砂の女』とジェンダー

以上の検証から、本稿は小説『砂の女』を、肉体に躓き、肉体からの逃走を図った男が、肉体の側からの復讐として、肉体そのもののような<女>との対峙を強いられ、<女>との通路の回復、再びの喪失を経て、最終的に肉体との和解へと至る物語であったと結論…