2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

男性問題としてのアルコール依存症とDV・児童虐待

男性性研究に携わる者の端くれとして、アルコール依存症とDVや児童虐待の問題を男性学の立場から再検討しています。上野千鶴子さんがおっしゃるように、「男性自身の謎は男性自身のよって解かれるべきである」と考えるからです。「覇権的男性性」(「男の中…

卒煙11ヶ月

タバコを卒業して、無事に11ヶ月経過しました。

連休をとりました

二日続けて、一日中ウツラウツラと寝たり起きたりでした。疲れがたまっていたのかも知れません。月曜日の授業に向けて、昼型の生活に戻します。

ラグビーのコート

セールにて、ラルフローレン・ラグビーのダッフルコートを購入しました。2万8千円(原価5万6千円)でした。昨年のモデルですが、7万8千円から1年間で5万円値下がりしています。インナーにテイラード・ジャケットを着ることが多いので、タイトなPコートではな…

敗戦とDV

カウンセラーの信田さよ子さんが、アダルトチルドレンの女性が生育歴を語る際に特に印象的だったのは、「五十代以上の女性たちが生育歴で語った、第二次世界大戦から復員した父が、家族のなかでどれほど苛烈な暴力をふるったか、という事実だった。」として…

アルコール依存・DVと社会階級

しばしば反問されるので記すが、決して、社会階層の上層部を治療してでの結論ではない、むしろ、上層部は治療が困難である。それはアルコール中毒でも家族内暴行でも変わらない。衰退していく階級、たとえば職人、坑夫などやはり困難である。屈辱体験が深刻…

<掟の門>または個人化した宗教

・・・彼は門を通る人ではなかった。又門を通らずに済む人でもなかった。要するに、彼は門の下に立ち竦んで、日の暮れるのを待つべき不幸な人であった(夏目漱石『門』初出1910年)。 「誰もが掟を求めているというのにー」 と男は言った。 「この長い年月のあ…

横着でした

大学の同僚に仕事上のミスー横着な仕事ぶりーを叱られて、落ち込んでいます。ごく健全な反応です。

休日

今日は、お休みにしました。一日中、寝たり起きたりしていました。

日曜出校

今日は入試監督で、午前中は日曜出校です。久しぶりに、ネクタイを締めました。午後は、散髪します。

<病抜け>ということ

AC

「不安定の安定」とも言われる境界性パーソナリテイ障害について、精神科医の中井久夫さんが、「医師が治そうとすると治らない。医師は、患者がいつか<病抜け>していく日をただじっと待つべきである。」と述べていました。我が身を省みるにつけても、その…

薬物依存と共依存関係

小向美奈子が薬物依存の危険性、酒井被告について激白「環境でやってしまう…」 mixiニュースより転載 http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&id=1015133 本日9日、懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決を受けた酒井被告に対し小向は「酒井さんはすごく…

出校日

今日は、出校日でした。寝違えが治って、ホッと一息。新型インフルエンザで発表者が欠席し、4限のゼミ(宗教心理学演習)は休講になりました。授業の雑談では、酒井法子被告は反省が浅くて肝腎の<病識>が全くないので、残念ながらおそらく再犯するであろう…

寝違えました

一昨日寝違えて背中が痛いです。今日は、だいぶマシになってきたので、もう一日様子を見ます。

休日

講義日が3日続いて、疲れました(贅沢だなあ)。今日は、お休みにします。勉強はしません。

アルコール依存症と男性性(2)

アルコール中毒の治療には、入院が必要であるが、アルコール嗜癖でも、ひどい場合には入院して治療を受けさせなければならない。身体的にもその方が安全である。本人も周囲の人も努力しないと、治療することがむずかしい。結婚すれば治るだろうと、家族がは…

補償的男性性としての<ヒゲ>

(熊田註;慢性アルコール中毒症の)治療の原則を、私は次のように考えている。 (8)退院後、夫婦仲がよくなって妻がみごもることは良徴である。性衝動が亢進してこまると本人か妻が訴えることがよくあるが、よく聞くとノロケであることが多い。配偶者が本…

祝日出校日

今日は、月曜日が大学祭でお休みだったので、祝日なのに、振り替え出校日です。突然寒くなりました。猫が私の膝の上に乗ってくるようになりました。

「母方のおじ」再考

ついでに申しますけれども、今おじさんと申しましたけれども、家族に協力を頼むときに一番話を聞いてくれる人、これはまず母方のおじを探せというのが私なり、私の友人たちの合い言葉なんです。これはどういうことかと申しますと、実際には父方のおじさんと…

青色照明による自殺防止

*事故・自殺防止に効果? 鉄道各社に広がる「青色照明」 『ケンプラッツ』より転載 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090108/529417/*社会学的には、青色照明を設置することによって、社会の凝集力が増しているのだと見るべきでし…

吉本隆明『共同幻想論』

*吉本隆明『共同幻想論』(角川文庫ソフィア、1982年) 確かに、「共同幻想」=個人に外在し、個人を拘束する一種独特の実在である「社会的事実」または「集合表象」(デュルケーム)は、G・H・ミードの言う「重要な他者」との出会いを経て成立するものだと…