2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

同性愛の"矯正"治療とトランプ政権

http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/28/conversion-therapy_n_13280312.html 同性愛の"矯正"治療「コンバージョン・セラピー」経験者が語る トランプ政権で起こりうるクィア迫害とは *アクティヴィストの方には常識かも知れませんが、同性愛に対する宗教…

通院

明日は早朝から通院です。

女子高校生が読む『こころ』

『こころ』を高校時代に読んだとき、みんなが「これは同性愛の話だ」と言っていたことを思い出した。私もその意見には賛成だった。現在授業で再び『こころ』が取り上げられるとは思わなかったが、同性愛の物語でもあると言われて、やはりそうだったのかと思…

お酒と覚醒剤

西原 「ある日、その人にだけ、お酒が覚醒剤になってしまう病気です」と私はよく言っていますね。これが一番分かりやすい説明だと思う。普通に飲んでいた液体がある時点から急に覚醒剤になっちゃったら、もう本人のせいなんていえないですよ。途中で気づけと…

“超セレブ”を嫌った非セレブ女性

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000012-mai-bus_al <クリントン氏敗北>“超セレブ”を嫌った非セレブ女性 *おおかたあたっていると思います。

心臓が痛い

心臓が痛い。回復の徴候だといいのですが。

男性の不妊、スマホでチェック

http://digital.asahi.com/articles/ASJCP5TC6JCPULFA02N.html?iref=comtop_8_05 *不妊はまず女性の責任にされていた時代と比べれば、いいことだと思います。

心エコー検査

今日は、病院で心臓の超音波検査を受けました。

コントロール喪失

―依存症は「だらしがないからだ」みたいな考え方は根強くありますよね。アレルギーがいっときまで「好き嫌い」と思われたりしていたみたいに。 月乃 そうではなく、依存症は病気だっていうのをはっきり伝えたいですね。コントロール喪失になるまでの過程はさ…

毎日がラッキーデイ

月乃 依存症の回復率は残念ながら、まだまだ少ないと言われています。 吾妻 20%くらいですかね。 月乃 一〇人のうち八人が帰ってこれない。二割に残るっていうのは大変なことですね。 西原 覚醒剤とほぼ一緒の数字ですね。 吾妻 断酒会に入会したとき、俺、…

宗教者のアルコール依存症

西原 昼間っから飲めてそれを止める家族がいない、仕事がいき詰まった、たとえば病気と借金で自殺する人が多いじゃないですか。そういう負のバリューセットがあるんですよ。他にやれることがないですからね。あと昼酒でいえば、田舎のおっちゃんと話したこと…

大自然の「執事」

それゆえ、回勅は環境危機の根源に、現代人の人間としてのあり方を見ています。それはまず、人間は被造物全体に対して責任をもつ執事としての役割(stewardship)を担うものでなければならないという観点です。科学および科学によってもたらされた技術は否定…

「清貧」とは?

「清貧」とは、カトリックの伝統においては、つらい苦行なのではなく、富を必要に応じて公平に分かち合う「分かち合いの徳」のことです。つまり、この世の富を人類全体で共同使用するために、自分の使用を控えそれを人々に供給することです(『カトリック教…

『バガボンド』と『3月のライオン』

『宮本武蔵』(吉川英治原作)による井上雄彦のマンガ『バガボンド』と、アニメ化され実写映画化も決定した羽海野チカのマンガ『3月のライオン』を比較してみましょう。両者とも、「道」(日本では、心身を練り上げるという広い意味での宗教的な「修行」)に…

現代文化と境界性パーソナリティ障害

現代文化の流れと境界性パーソナリティ障害の心の在り方との間には、多くの共通点が見出されます。境界性パーソナリティ障害の人によく見られる存在感覚の危うさ、自己意識の不安定さが主要な芸術的テーマのひとつとなったのは一九六〇〜七〇年代でした。(…

エヴァンゲリオンと実存主義

境界性人格障害などの人格障害の増加は、こうした実存主義的な価値観の浸透とリンクした現象に思える。また、実存主義的な価値観が、現代人の自己愛的な精神構造とうまくマッチし、互いを強化し、人格障害的な行動様式を促進していると考えられる。かつては…

BDPとACの医療経済学

境界性パーソナリティ障害は、薬さえ飲めば簡単に治るという病気ではありません。専門医が行う治療の中心は、対話しながら進めていく精神療法です。 1回50分ほどの面接を週に1回程度継続していき、心のなかにある問題に気づき、それを上手に対処できるよう…

アイコンとしての尾崎豊

西原 尾崎豊も真っ裸で床で体を掻いていたりしていたというから、結構な数の虫がたかっていた(熊田注:アルコール/薬物依存症の離脱症状)んだろうね。 月乃 尾崎さんは惜しいことをしましたよね。あの人が生き残って、きちんと回復して発言するようになって…

境界性パーソナリティ障害と医原病

高学歴で頭もよく、人間関係にもとくに問題はなく、社会的には障害がないという女性が、うつ状態を訴えて受診しました。自分を肯定できないという彼女は、うつだけではない、なにかの異常を感じているようでした。そこで、28ページで紹介した症状の有無(熊…