2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

母親による性的虐待

母親による息子に対する性的虐待は、少なくとも日本では、おそらく稀なことではないのでしょう。http://blogs.yahoo.co.jp/hanshirou/31796991.html

メンズリブ批判

「現代のエスプリ」2007年1月別冊号原稿からの抜粋<題名>「覇権的男性性からオルタナティヴな男性性へ」 <著者>熊田一雄(愛知学院大学文学部宗教学科助教授)A.覇権的男性性とは 覇権的男性性とは、社会学者コンネルが主となって提出した概念で、「あ…

裁判の傍聴とカンパのお願い

●福井・情報公開訴訟(控訴審)の傍聴とカンパの呼びかけ/清水勉弁護士の紹介 http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/eb21a07bc67e4eba3f229752a4563bd4「福井『ジェンダー図書排除』究明原告団および有志」 代表・上野千鶴子 事務局・寺町みどり福井・「焚…

少年への性的虐待とマンガ

リチャード・B・ガートナー著「少年への性的虐待」(作品社、2005年)の「あとがき」で、翻訳者の宮地尚子さんが、日本では少年への性的虐待については精神医学よりもマンガの方が問題を鋭敏に把握しているとして、萩尾望都の「残酷な神が支配する」と吉田秋…

新宗教における「女頭目」の系譜

拙論「天理教教祖と<暴力>の問題系」(『愛知学院大学文学部紀要』37号、2008年)において、私は中山みき(1798-1887)の「女頭目」(赤松啓介)または「女侠」(北村透谷)としての側面をクローズ・アップしました。天理大学の池田士郎さんは、「教祖の死…

志村貴子「青い花」ー百合マンガの傑作

百合マンガでは、現在日本一(たぶん世界一)の書き手は、志村貴子だと思います。特に、現在「マンガエロティクスf」に連載中の「青い花」(単行本は現在3巻まで刊行)は素晴らしい。百合マンガは、分厚い蓄積のあるボーイズ・ラヴと違ってまだ新興のジャン…

人間失格?男性失格?

リチャード・B・ガートナー著「少年への性的虐待」(作品社、2005年)の「あとがき」で、翻訳者の宮地尚子さんが、太宰治(1909-1948)の文学を、太宰が幼少年期に受け続けた性的虐待によるトラウマとの関連で読み解く必要性を主張なさっています。私も賛成…