志村貴子「青い花」ー百合マンガの傑作

百合マンガでは、現在日本一(たぶん世界一)の書き手は、志村貴子だと思います。特に、現在「マンガエロティクスf」に連載中の「青い花」(単行本は現在3巻まで刊行)は素晴らしい。百合マンガは、分厚い蓄積のあるボーイズ・ラヴと違ってまだ新興のジャンルで、よしながふみの作品のようなようなボーイズ・ラヴの最高級のものと比べると、全体的にまだまだレベルが低いと思います。中には、百合心など持ち合わせていないくせに、単に「流行だから」と描いているような作品もなきにしもあらずです。その中で異彩を放っているのが志村貴子さんで、絵もうまいし、感情描写が繊細です。志村さんのブログを紹介しておきます。

http://shimuratakako.blog106.fc2.com/