2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「やわらかな治療」と宗教

くりかえして申しますが、私たちは「とにかく治す」ことに努めてきました。今ハードルを一段上げて「やわらかに治す」ことを目標にする秋(とき)であろうと私は思います。かつて私は「心の生ぶ毛」という言葉を使いましたが、そのようなものを大切にするよ…

卒煙1周年

タバコを「卒業」して、無事に1年経ちました。 なお、今日から1月3日まで、正月休みをとります。来年度もこの日記をご笑覧の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 <病抜け>した元ボーダーライン

心身爽快

今日は、早朝から心身爽快です。やはり、私は一日平均たっぷり9時間は寝ないとダメな体質のようです。

連休

今日は、連休にしました。疲れがたまっていたようです。BGMは、マイルス・ディヴィスの『スケッチズ・オブ・スペイン』。

休日

今日は、休日にしました。ジャズのCDを聴きながら、一日中寝たり起きたりしていました。

「故意に自分の健康を害する」若者たち

「故意に自分の健康を害する」症候群とは、精神科医の松本俊彦さんが英語の“Deliberate self-harm syndrome”に対してあてた訳語です(松本俊彦『自傷行為の理解と援助』日本評論社、2009年←好著です)。「故意に自分の健康を害する」若者たちが現代日本にお…

アバター

今日は、久しぶりにガールフレンドとデートしました。話題のSF映画『アバター』(J・キャメロン監督)の3D上映を見に行きました。劇場で見るに値する映画です。帰りには、藪蕎麦を食べました。

レイプー男からの発言

したがって、レイプとは、性的快楽や性的満足との結びつきよりも、「地位、憎悪、統制、支配」との結びつきのほうがはるかに強い性行動であり、疑似性的な行為である。性とは関係のない要求につかえる性行動なのである(ティモシー・ベイネケ『レイプー男か…

授業終了

今年度の授業を終了しました。やれやれ。来年度は、1月6日からです。

休日

今日は、休日にしました。CDを聴きながら、一日中寝たり起きたりでした。疲れがたまっていたようです。明日は、7時起きです。大学教員の仕事は、頭はそれほど必要とされませんが、「根気」を含めた広い意味での体力が必要です。

ターミネーター4

レンタルDVDで、『ターミネーター4』を見ました。駄作で、ガッカリしました。もう続編は作らない方がいいでしょう。

DCPRG

今日は、休日にしました、一日中、デートコースペンダゴンロイヤルガーデンのアルバム『From Iron Mountain』(2001年)を聴いていました。グループのリーダーである菊地成孔氏がリスペクトしている電化マイルスのようなテンションの高さはありません。しか…

太宰治の精神病理

AC

作家・太宰治(1909-1948)を現代の正統派の精神科医や臨床心理士に診察させたら、診断名はまちがいなく「境界性パーソナリティ障害」でしょう。アディクション派に診察させたら、「あなた、アダルトチルドレンじゃないの?」と言われるでしょう。拙稿「小説…

精神医療と宗教的身体観

身体は神様から借りているもの、という見方について考えてみます。どういうことかというと、患者さんの中には時々自らの体を荒らす人がいる。自傷行為に象徴されますが、リストカットをしたり、大量服薬をしたり。自暴自棄になってそうしてしまうことが多い…

女性に対する戦時性暴力

日本軍は、戦争神経症を天皇の軍隊にあるまじきこととし、もっぱら「シュラークテラピー」(殴打療法)を行っていた。その治療像は、上級者にへつらい、下級者には威張る、なんとも嫌な人格への変換であった。これはトラウマによるトラウマの“治療”であるが…

10万アクセス達成

無事に、10万アクセスに到達しました。読んでくださっている方、ありがとうございます。今後ともご贔屓にしていただけるよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ラルフのセーター

セールにて、ラルフローレンのセーターを1万3千円(原価3万4千円)で購入しました。ラルフの紺のチノパン、茶色のクラークスに合わせます。http://item.rakuten.co.jp/auc-big-bear-13/10000857/ http://www.little-newyork.com/sub628.html

『麻薬脱出』

軍司貞則『麻薬脱出ー250万人依存者の生と死の闘い』(小学館、2001年)を読了しました。薬物依存症の恐ろしさと、日本社会のこの問題に対する取り組みの遅れがよくわかる好著です。教育関係者には、必読の本だと思います。ダルク(薬物依存者の自助グループ…

DVは「こわがらせ、あやつる力」?

沼崎一郎さんの「なぜ男は暴力を選ぶのかードメスティック・バイオレンス理解の初歩」(かもがわブックレット、2002年)を再読しました。親密な関係において女性が男性をこわがれば、それはDV、という「ラディカルな主観主義」によるDVの定義が採用されてい…

卒論〆切

今日は、学生の卒業論文の提出締め切り日でした。今年は、私のゼミの学生は全員無事に提出しました。やれやれ。

旧日本軍とトラウマ

日本軍は、戦争神経症を天皇の軍隊にあるまじきこととし、もっぱら「シュラークテラピー」(殴打療法)を行っていた。その治療像は、上級者にへつらい、下級者には威張る、なんとも嫌な人格への変換であった。これはトラウマによるトラウマの“治療”であるが…

ラグビーのセーター

セールにて、ラルフローレン・ラグビーのセーターを購入しました。1万2千円(原価3万円)なり。http://item.rakuten.co.jp/sugarltd/rugby-1022-9/

<疑似主体化>の試みとしてのDV

ー(熊田註;DVの)加害男性が自分の罪、責任を認めていくのに味沢さんはどう導いているのですか? 味沢 男性が加害者性を認めないのは、自らの被害者性を認めないからだと私は仮説をたてています。男にとって被害者であることは敗者であることであり、屈辱…

男性の<性>の謎をめぐって

私は、1年に2本、修士論文レベルの文章を活字化することにしています。次は、来年の4月に論文を提出します。そろそろ、内容を考えなくてはいけません。フェミニストの問題提起に答えて、「一部の男性はなぜ愛する妻子に暴力をふるうのか」という<謎>に挑戦…

年内10万アクセス達成に向けて

9万8千アクセスを達成しました。年内に、10万アクセスを達成できそうです。読者がいると、嬉しいものです。読んでいただいている方、ありがとうございます。

ボーナス

今日、冬のボーナスが支給されました。ホクホク。

軍隊と人種差別

アレン・ネルソン「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?ーベトナム帰還兵が語る『ほんとうの戦争』」(講談社、2003年)を読みました。好著です。この本の中で、貧困層に育ったアフリカ系アメリカ人であるネルソンは、アメリカ海兵隊内部でも、自分達…

韓流男性スターの人気について

韓流男性スターの、日本の中高年女性の間における近年の強い人気の背景には、「日本マイナス韓国=男性マイナス女性」という日本人女性の無意識レベルにおける力関係の認識があるのではないでしょうか。1.日本人男性は、日本人女性を差別する、2.日本人…

SSRI治療に対する内部批判

現代日本の精神科医の主流派は、不安障害(パニック障害・社会不安障害・強迫性障害)に対して、認知療法を施すと同時に、SSRI(選択性セロトニン再取り込み阻害薬)を投与します。しかし、「薬物療法全盛」の現代日本の精神療法に批判的な精神科医の町沢静…

休日

今日は、一日中ウツラウツラと寝たり起きたり、休日にしました。昨日一日中勉強した反動で、疲れが出たのでしょう。頭脳労働者の私の場合、週に一日は完全に頭を休ませる必要があるようです。月曜日の授業に向けて、生活リズムを整えます。