2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

卒業パーティー

今日は、卒論の口頭試問と卒業パーティー。

W・ジェィムズの告解論

アングロ・サクソン人種の教団において告解の習慣が完全に廃れてしまったのは、少し理解しがたいことである。(中略)たとえ告解を聴く耳が聴くだけの価値のない耳であったとしても、もっと多くの人々が自分の秘密の殻を開いて、膿のたまった腫瘍を切開して…

トランプ政権とLGBT

http://jp.techcrunch.com/2017/01/21/20170120the-white-houses-lgbt-rights-page-has-disappeared/ LGBTの人権ページが消えた *暗黒の4年間か?

「ジェンダー論入門」の感想

「アイデンティティをもとにパフォーマンスがつくられるのではなくて、パフォーマンスによってアイデンティティがつくられていく」「ジェンダーは文化的な影響を多く受けるものなので変わるし変えられる」というのがおそらくこの先も印象に残っていくと思い…

記憶の外部化と学問

灘中の入試は、国語(200点)算数(200点)理科(100点)で、社会が入試科目にありません。これは、社会のような「暗記もの」の努力量ではなく、純粋に思考力のみで学生を選抜したいからです。一理あると思います。特に、IT革命が進み、単純記憶はネット情報…

通院

今日は、午前中は病院で検査を受けました。

W・ジェイムズのポジティヴ・シンキング批判

(中略)彼(熊田注―ホイットマン)の楽観主義はあまりにも気ままであり、反抗的である。彼の福音にはむやみに強がっているようなところがあり、どこか気どったゆがみがあって、これが、楽観主義への素質を十分もっていて、重要な点においてホイットマンが預…

天理教教祖の侠気

天理教の知識人信者であった諸井政一(1876年-1903年)が、天理教の女性教祖・中山みき(1798年-1887年)についての伝承を明治時代に記録した『正文遺韻抄』には、次のような伝承が記録されている。 教祖様がきかせられましたが、 『せかいには、ごろつきも…

ヒーロー像の変貌―「忠臣蔵」幻想の後に―

今回の章を終えて、時代が変わると、人々の考え方や理想も変わるということがわかりました。私は、弱いものを助け、悪い者をやっつけるような人がヒーローだと思っていました。しかし、私よりも上の年代の人達の中では自分を犠牲にしても特定のものを自分以…

女性の侠気

たしか、「女々しい」太宰治が『人間失格』で、「男性よりも女性に侠気を感じることが多い」と述べていましたが、賛成です。特に太宰治の時代には、『忠臣蔵』という強力な「男のなかの男」のイメージが流布していたので、「民衆的正義感のふるさと」である…