2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

休日

今日は、お休みにしました。テレビは、一日中津波の報道をしていました。これで、2月は一日も欠かさず日記を書いたことになります。継続は力なり。

女子フェギュアが終わって

女子フィギュアのキム・ヨナと浅田真央の対決は、まさに「代理戦争」でした。戦い終わって、日韓の友好関係はうんと深まったと思います。その意味では、ふたりの選手は勲章ものの活躍でした。

旧日本軍と多重人格

世界の多くの地域で、過去には、子供が大人の社会に加入する際(イニシエーション)、性的・身体的な虐待(肛門性交、切除、および殴打などその他の虐待)を含む残酷な儀式がかかわっていた。そのような儀式の効果(あるいは意図でさえも)は、成人に多重人…

女性の侠気、またはオヤジになりたくない息子

拙著『男らしさという病?』は、「女性の侠気(女性の男性性)」に「オルタナティヴな男性性のありか」を求めています。太宰治も、自伝的小説『人間失格』(1948年)において、「男性よりもむしろ女性のほうに侠気を感じる」という趣旨のことを述べています…

多重人格と文化

プラトンは、役者を「あらゆる人物に変身する」ことができるという理由で、彼の国家から追放した―これは、堅実な市民にとって悪い見本になると彼は考えたのだ。役者たちは一般に、役を演じているときに自分を「見失う」ことについて語っている。最良の俳優の…

図書返却

今日は、大学に出校して、年度末の図書整理のために、心理学科から借りていた本をいったんすべて返却しました。『中井久夫著作集ー病者と社会』は購入するかもしれません。

ラルフのセーター

セールにて、ラルフローレンのシェトランド・セーター(Mサイズ)を購入しました。3万2千円(定価6万9千円)なり。http://item.rakuten.co.jp/greatstore/10001889/ http://tight2.com/SHOP/rl_laceup_wool_intarsia_sweater.html

平成22年2月22日

↑だったんですね。ニュース番組を見て、やっと気がつきました。

山田洋次監督のシスコン

『読売オンライン』より転載 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100221-OYT1T00264.htm山田洋次監督に特別功労賞…ベルリン映画祭 第60回ベルリン国際映画祭で20日夜(日本時間21日未明)、山田洋次監督が特別功労賞にあたるベルリナーレ…

味覚とナショナリズム

mixiニュースより転載 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1115998&media_id=60&m=1&ref=news%3Aright%3Apickup 日本料理、温泉、治安の良さ……。20代女子に聞いた「日本人で良かったと思う瞬間」ランキング 毎日何気なく暮らしていると気が付きにくいです…

山田洋次監督の「おとうと」

今日は、久しぶりにガールフレンドとデートしました。加賀屋で魚を食べて、映画は山田洋次監督の「おとうと」を見ました。「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督らしい、近親姦すれすれの「シスター・コンプレックス」(姉の役は、吉永小百合が演じていま…

織田選手の涙

今日は、休日にしました。冬季五輪のTV中継を見ました。マスメディアによって全世界にライブ中継される現代オリンピックには、国民国家同士の戦争の代償行為としての側面があると思います。 男子フィギュアで、銅メダルを獲得した高橋選手の陰で、演技中に靴…

応援ありがとうございます

SPYSEEで応援してくださった方、ありがとうございます。おかげさまで、応援してくださる方が35人になりました。心強いです。

酒税の一部をアルコール問題に

『朝日ドット・コム』2010年2月18日号より転載 http://www.asahi.com/health/news/TKY201002170519.html「酒は病気・犯罪の元」規制進む欧州 「文化」と反発も ビール、ワイン、ウイスキー、ウオツカ――多様な酒文化を持つ欧州で、アルコール規制が急速に進ん…

12万アクセスに到達

今日、このブログは12万アクセスに到達しました。今後ともご贔屓のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

応援してやってください

ネットの「あのひと検索スパイシー」における「熊田一雄」の項目に、「熊田一雄さんを応援しています」というボタンがあります。応援してくれる人が少なくて寂しいです。よろしければ、応援ボタンをクリックしてやってください。励みになります。http://spys…

国母選手のバッシングについて

......ごまめの歯ぎしり メールマガジン版...... 衆議院議員 河野太郎の国会日記 =========================================================== スノーボードの国母選手の服装が問題視された事件が数日前にあった。この事件への対応が少し気に…

半所有者ーセックスとレイプのあいだ

性愛における「正常/異常」を脱構築するのが上手い作家・河野多惠子に、「半所有者」(『秘事・半所有者』新潮文庫、2003年(初出2001年)という川端康成文学賞を受賞した短編があります。夫が、愛妻の死に際して、通夜に屍姦を行うというストーリーです。精…

「片側人間」再考ー脳科学の知見から

フリー百科事典「隻眼」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%BB%E7%9C%BCより引用 隻眼の形象は、場合によっては身体のその他の部分も片方だけしかないことがある。たとえばスコットランドの山の巨人ファハンは隻眼・隻腕・一本脚であり、こうした形象はア…

赤と青と緑とヒト

精神科医の中井久夫氏は、「赤と青と緑とヒト」と題するエッセーで、「赤は脳が乱れる、青は冷静になる、緑は視線がずっと落ち着き、安らぐ」という色彩の相違による脳波実験の結果を紹介している(中井久夫「赤と青と緑とヒト」『アリアドネからの糸』みす…

オンナの技術あるいはセクシュアリティの大冒険

「日本のオトコはなぜアエギ声を出さないのか」 http://www.cafeglobe.com/lifestyle/sexuality/001206.html より転載第9回 オンナだけのAV鑑賞会(前編) 日本の男はなぜアエギ声を出さないのか ことの発端は、友人A子が発した一言。「私、ガイセンなん…

勝間で生きられず、香山にもすがれない

『日経ビジネスオンライン』2002年2月12号より転載 http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20100210/212729/?P=1&ST=manage 遙洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」/勝間で生きられず、香山にもすがれない/遙洋子 ワークライフバランス 地方 ぼちぼ…

おひとりさまの老後と宗教

ー“I shop, therefore I am.”(Barbara Krugerの美術作品名、元はアメリカのジョーク) だから、上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』(法研、2007年)の構想は、この消費社会イデオロギーにジャストフィットしている。「おひとりさま」というのは要する…

「片側人間」再考(2)ーR・ニーダムへの反論

ー(前略)だからわれわれは有機体の構造の中に、超自然的恩恵のゆたかな運行を右側に向かわせるような分離線といったものを探求しなければならない。 このように解剖学に頼ることを、矛盾や逃げ腰と受けとるべきではない。ある力の本性や起源を説明すること…

生存者罪悪感と宗教

フリー百科事典「サバイバーズ・ギルト」より転載 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88 サバイバーズ・ギルト(Survivor's guilt)は、戦争や災害、事故、事件、虐待…

メンズスカート専門店

mxiニュースより転載 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1104150&media_id=85&m=1&ref=news%3Aright%3Adiaryメンズスカート専門店『Cross Gender』がオープン! 男性のスカートブーム来るか? メンズスカート専門オンラインショッピングサイト『Cross Gen…

「片側人間」再考(1)ー「半側空間無視」との関係において

フリー百科事典「隻眼」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%BB%E7%9C%BCより引用 隻眼の形象は、場合によっては身体のその他の部分も片方だけしかないことがある。たとえばスコットランドの山の巨人ファハンは隻眼・隻腕・一本脚であり、こうした形象はア…

ボクシングの亀田父子について

昨日、ボクシングの亀田大毅が世界チャンピオンになって、日本初の兄弟世界チャンピオンが誕生しました。この亀田兄弟の父親は、アニメ「巨人の星」の主人公・星飛雄馬の父・星一徹のような、典型的な「駆り立てる父」です(拙著「男らしさという病?」参照…

融即律と近代社会

ー「すべてを真実とみなさなければならないのではなくて、すべてを必然とみなさなければならない」(カフカ「審判」) カフカのいう「すべてを必然とみなさなければならない」世界とは、目的合理性(ウェーバー)ないし道具的合理性(ホルクハイマー)が、「…

押井守の「宮本武蔵」

原案・脚本: 押井守(原作: Production I.G、監督:西久保瑞穂)による歴史アニメドキュメンタリー『宮本武蔵ー双剣に馳せる夢ー』(DVD、ポニーキャニオン、2010年)を見ました。アニメ作品としては失敗作だと思います。しかし、押井守による、「立身出世」…