2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

原初的な世界としての泥海

http://leonocusto.blog66.fc2.com/blog-entry-4259.html?sp 「終末観と世直し」より:「大洪水は山津波、川津波を起こし、世界を泥海に化してしまう。それは自然界の破局であり、終末を予測させる光景となる。」「天理教の開祖中山みきの「おふでさき」には…

「おふでさき」と「人たすけたら我が身たすかる」

https://www.tenrikyo.or.jp/yoboku/nioigake/ 人をたすけて、わが身たすかる 「おふでさき」に、「しんぢつにたすけ一ぢよの心なら なにゆハいでもしかとうけとる」(第三号38)、「わかるよふむねのうちよりしやんせよ 人たすけたらわがみたすかる」(第三…

ポストモダンの天理教

天理教教祖の活動は、心なおし・病気なおし・世なおしの三本柱からなっていたと思います。そのうち世なおしは、教祖の死後まもなく、国家神道体制に飲み込まれて消えました。病気なおしも、現在では近代医学に遠慮して、引っ込めています。現在では、心なお…

天理教と「ためし」

しかし、その後、兵四郎の目は、毎朝八時までというものは、ボーッとして遠目は少しもきかず、どう思案しても御利やくない故に、翌明治一九年正月に、又おぢば(熊田注ー天理教の聖地)へ帰って、お伺い願うと、 「それはなあ、(親神のー熊田注)手引きがす…

天理教の信仰治療ー「人たすけたら我が身たすかる」ー

天理教でおたすけを行う際の、「たすかりたい」から「たすけたい」への心の転換には、一種の認知行動療法としての側面があり、それによって、現在の精神医学では不安障害に分類されている、疼痛性障害(心因性の痛み)が治癒することはあると思います。疼痛性…