2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

不登校擁護論への疑問

不登校に対して、「学校にいかないのは悪いことではない」という発言がときどきあります。しかし、不登校は学校という社会への不適応であり、強制的な登校刺激は論外としても、何らかのゆるやかな対応は必要です。不登校になっている子どもたちに聞いてみる…

「障害された人格」とつきあう看護

看護が接するのは、極端にいえば何病であろうと「障害された人格」という面が主である。ただどのような人間についても、その「深いところでのまともさ」を感じないで「異常」をあげつらうことは間違っていると思う(中井久夫「人格障害」『看護のための精神…

心地とゆとり

今年度最後の休日。ジャズを聴いて憩いました。精神科医の中井久夫さんが、薬の「飲み心地」の大切さということに関連して、ものの味がわかるということは、心にゆとりができたということだ、という意味のことを書いていました。音楽の「聴き心地」について…

お休み

今日はお休みにしました。疲れていたようで、終日寝たり起きたりでした。

時事報道番組

日曜日はテレビで時事報道番組を視ます。

精神療法におけるプレ・バーバルなコミュニケーション

すなわち、抱え環境として治療状況をしつらえるさい、基本となるのはプレ・バーバルなコミュニケーションである。そして、その具体的要素のすべてが、前述した、痴呆老人の対話風関わりに、表れている。調和して行き交っている、(熊田註;小鳥のコミュニケ…

自己治療としてのアルコール依存症

医療者は「好きでなったわけではないのに気の毒だ」と統合失調症の人に少しやさしく、「のまなければ、自制力があればならないのに勝手になりやがって世話をやかせる」とアルコール依存症者にはきびしい。アメリカ精神医学がすでに、アメリカのピューリタリ…

お休み

今日はお休みにしました。疲れていたようで、終日寝たり起きたりでした。

「ヒュブリス」の罪

おそらく(熊田注;人格障害の治療において医療者が行きづまり状況に入る、ヒューマニズムと似て違う「ヒューマニタリアリズム」、感傷的人間主義と並ぶ)もう一つは、「ヒュブリス」である。これは「傲慢」「おごり」と訳される『聖書』のことばである。危…

女子力男子

原田曜平『女子力男子』(宝島社、2014年)を読了。優れたルポです。

百田尚樹も安倍首相も…今度は“同性愛ヘイト”に走る歴史修正主義者たち

http://lite-ra.com/2015/03/post-955.html より引用 いま、波紋を呼んでいる百田尚樹の“同性愛差別”発言。百田はTwitterで3月16日に〈同性とセックスしたいという願望を持つのは自由だと思うが、そういう人たちを変態と思うのも自由だと思う〉と投稿。翌日…

自己治療のための暴力と代替療法

例えば自分の手首を切るとか、中二階から飛び降りるとか、あるいは行きずりの人を殴るということがありますが、殴るという行為の瞬間は心身が一まとまりになるのです。乱暴する瞬間はいわば皮質下的な統一があるのですね。みなさんも壁でも叩いてみるとおわ…

精神療法とプラセボ効果

そうすると、プラセボ・エフェクトとは何か。これは結局、本人の精神的な部分が身体に影響を及ぼして、あるいは身体が勝手によくなっている、ということです。何かの理由でよくなっているんだから、これはもちろん自然治癒であり、暗示療法、心身相関で、患…

会議日

今日は。新旧教務委員の引き継ぎ委員会で出校。ようやくお役御免。夜はその飲み会。給料日。うれしいな。

日本人のアニミズム

アニミズムは日本人一般の身体に染みついているらしい。イスラエルと日本の合同考古学調査隊が大量の不要な遺骨を運び出す羽目になった時、その作業をした日本隊員は翌日こぞって発熱したが、イスラエル隊員は別に何ともなかったそうである(中井久夫「日本…

「飲み心地」ということ

そのために一つ、これだけは覚えてください。「身体さん、身体さん、あなたの声を聞かせてね」といつも自分に言うようにしてください。自分自身にもそうだし、患者さんにもそうです。身体の声を聞く。 薬も飲んでみて、おいしいかどうか自分に聞いてみる。「…

日本人の残虐性ー地下鉄サリン事件20年に思うー

日本人は自分が残虐な民族といわれることを心の中では承服しがたいと思っています。どの民族でも残虐行為を平気で犯す人たちが、ある比率でいます。太平洋戦争後の捕虜収容所でも相当部分は、やくざ出身の兵士が支配するところとなったという表現があります…

精神医学はどこまで科学か?

(気功を治療に取り入れている精神科医・神田橋條治氏を評して)「いまの精神医学は、気功を非科学的といえるほど科学的ではない」この言葉を応用すれば、「現代医学は、信仰治療を非科学的といえるほど科学的ではない」

お休み

今日はお休みにしました。

テレビのオウム特番

地下鉄サリン事件20年で、TVでいろいろな特集番組が組まれました。しかし、私の視たなかでは、オウム真理教の病根である「聖無頓着」の教義や、その背後にある社会における「人間関係の希薄化」という問題に触れた番組はありませんでした。 これは、日本の宗…

事務仕事

今日は事務仕事で出校しました。

時事報道番組

日曜日はテレビで時事報道番組を視ます。

お休み

今日はお休みにしました。

地下鉄サリン事件20年

今朝は6時起きに戻しました。地下鉄サリン事件20年。

生活リズム

ようやく、生活リズムが整ってきました。

朝型に戻す

生活リズムが乱れていたのを、朝5時起きに直しました。

お休み

今日はお休みにしました。疲れていたようで、終日寝たり起きたりでした。

出校

今日はオリエンテーションで出校しました。

他人の男性器

http://digital.asahi.com/articles/ASH3G7X8VH3GUHBI01P.html?iref=comtop_6_04 より転載 男性器移植手術に初成功 南ア、割礼失敗で失った男性 南アフリカの医療チームが世界で初めて男性器の移植に成功したと、ロイター通信などが13日伝えた。 ロイター…

宮崎アニメの少女と神道的世界観

考えてみれば、宮崎駿の『千と千尋の神隠し』は、神隠しにあった少女が一人前の「湯女」(=巫女)に成長して、精霊たちや両親の「罪穢れ」を「払い清めて」いく物語です。宮崎駿は意識していないでしょうが、ベースにあるのは、きわめて神道的な世界観だと…