「障害された人格」とつきあう看護

 看護が接するのは、極端にいえば何病であろうと「障害された人格」という面が主である。ただどのような人間についても、その「深いところでのまともさ」を感じないで「異常」をあげつらうことは間違っていると思う(中井久夫人格障害」『看護のための精神医学/第2版』医学書院、2004年、p234)。


*医療よりも看護のほうが宗教に近いゆえんだと思います。