2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

卒煙5ヶ月

タバコを「卒業」して、無事に5ヶ月経ちました。ニコチンシールを貼るのを止めてからも、もう3ヶ月経ちました。この点だけは、自分を褒めてやりたいと思います。ちなみに、今日は「世界禁煙デー」でした。

よくにきりない泥水や

「よくにきりない泥水や 心すみきれ極楽や」「水を飲めば水の味がする」(中山みき)。私は、たいへん欲が深く、ねたみ深い性格です。その上、どうしようもなく我が儘で甘ったれです。欲が深いと、喜びが少ない。中山みきの爪の垢でも煎じて飲み、「ダメでも…

お詫びと訂正

私のブログ記事について、訂正の上、お詫び申し上げたいことがあります。 3月18日付けの記事で、「天理教教祖は強い父の夢を見たか?―日本の宗教界と宗教学の共犯関係―」という文章をアップしていました(すでに削除しています)。その中で、植田義弘さんの…

「宗教と社会」学会発表レジュメ

「宗教と社会」学会第17回大会テーマセッション発表レジュメ/2009/6/7@創価大学 *「民衆宗教」研究の新展開(2)―「民衆宗教」とフェミニズムの対話<題名>「天理教教祖は強い父の夢を見たか?―日本の宗教界と宗教学の共犯関係―」 <著者>熊田一雄(愛…

菊地成孔の音楽

エレクトリック・マイルスが好きだと彼女に言ったら、菊地成孔(なるよし)のCDを勧められました。確かに、「ゴダール学部マイルス学科卒」を自称するだけあって、エレクトリック・マイルスをうまく継承しているな、と思いました。

怪物神はなぜ流行らないのか?

私が「怪物神」と呼ぶものを信じているのは、スチュアート(熊田註;著者のクライアントの名前)だけではない。同じような神概念、存在についての荒涼とした恐ろしい考えにとりつかれている患者を、私は何人か知っている。怪物神のイメージが、人の心にそれ…

天理教教祖夫婦の関係について

池田士郎さんの労作「中山みきの足跡と群像ー被差別民衆と天理教」(明石書店、2007年)を再読しました。「ひながた(=信仰の模範)・善兵衞」という視点を明確に打ち出されたのは、池田さんの大きな学問的功績だと思います。しかし、先駆的研究者の常とし…

娘の養育要求ー内田春菊「南くんの恋人」

近代社会においては、娘は「養育する性」である母親に同一化する傾向があるので、娘の「恋人に私の面倒をみてほしい」という養育要求は挫かれがちです。内田春菊の傑作SFマンガ「南くんの恋人」(初出1986年)は、娘(ちよみ)がなぜか10分の1の大きさにな…

大掃除

今日は、4ヶ月ぶりにBennrryに頼んでマンションの大掃除をしてもらいました。費用は2万7千円でした。

いつの間にか

我が儘勝手に自分の問題関心にこだわり続けていたら、いつの間にか、「近代日本の宗教史を、男性性研究の視点から書き換える」という大きな仕事に従事していました。人文社会科学の研究には、「果てのない自問自答」という側面がありますが、私の場合、個人…

日本的ACを再考するー基本的信頼感の欠如とS親和性の高さ

AC

私の場合、一時期はアダルトチルドレンという概念で自分の抱える葛藤を解決しようとしましたが、今思えば、私の場合、身体的虐待を受けたこともなく、中井久夫さんが「分裂病と人類」(UP選書、1982年)で触れていることですが、世界に対する「基本的信頼の…

太宰文学と「残酷な神の支配」

─「神に問う、無抵抗は罪なりや」(太宰治「人間失格」) 宮地尚子さんが、太宰治の名作小説「人間失格」について、太宰が幼少期から受け続けてきた性的虐待との関連が全く論じられていないことを嘆いています(リチャード・B・ガートナー「少年への性的虐待…

マイルス・デイビス

最近、マイルス・デイビス、特に後期の「エレクトリック・マイルス」にはまっています。ようやく、マイルスが「ジャズの帝王」とか「ジャズのピカソ」と讃えられる理由がわかりました。

ペア・ペンダント(2)

彼女と、ユニ・セックスのシルバー・ペンダントをペアで身につけています。私は、中高6年一貫男子校の出身なので、こういう思春期に体験できなかったことをしてみたかったのです。