仕事

「恩返し」ではなく「恩送り」

「恩返し」ではなく「恩送り」―どこかで聞いた言葉ですが、教師の仕事をしていると、つくづく実感できます。

目標とする研究スタイル

(前略)ジェイムズの心理学は自己の体験から出発している。精神的危機をも経験し、神秘体験もあったジェイムズの精神医学は「私はこういう連中とは違うぞ」という精神医学ではなく「ひょっとしたら私もなったかもしれない」という精神医学である。そこから…

私の文章の暴力性

この日記を読んでいただいている方に、「文章に暴力性がある。悪意を感じる。」という感想をいただいたことがあります。日本の宗教界にまともにケンカを売っているのですから、当然でしょう。私の天理教教祖論は、最低でも70万人はいる(教団の機関誌「みち…

勘・鈍・根

よく研究者が成功する条件として、「運・鈍・根」が挙げられますが、これは半分しか正しくありません。正しくは、「勘・鈍・根」です。研究者にとって一番大切な資質は、上野千鶴子さんも言うように、「勘がいいこと」です。学問的方法論(ディシプリン)は…

私の学問的業績

私のこれまでの仕事の中で、私の死後も読み継がれるのは、内観療法論(母性論)・大本教祖論(女装論)・天理教教祖論(暴力論)・創価学会初代会長論(侠気論)の4本でしょう。大半の大学研究者が残る論文を生涯1本も書けないのに比べれば、随分クリエィテ…

文系の大学院生

評論家の西部邁さんがどこかで書いていたけれども、文系の大学院に進学する人間の7割は、人とまともに挨拶できないような、昔なら分裂気質と言われるような人たちで、その少し歪んだ気質を利用してひたすら細かい研究をしていれば、35才くらいまではそれなり…