天理教教祖のみりん好きについて

 初期新宗教である天理教の女性教祖・中山みき(1798-1887)は、みりんが好物だったようです。「逸話篇」によく、「野菜を少々とみりんを召し上がった」とあります。みりんに関しては、お好みの店もあり、買いに行かせていたようです。思うに、甘い物好きで、かつ微量のアルコールによるほろ酔い気分が好きだったのではないでしょうか。甘い物好きだから、子供のころは近所の子供たちにお菓子を配り、天理教の教義では、理想世界が実現すれば、天から「甘露が降ってくる」としたのではないでしょうか。