天理教教祖と甘いもの

天理教の女性教祖・中山みきは、甘いものが好きだった節があります。幼少期には、村の子供たちにお菓子を配っていたし、晩年警察に勾留されたときには、「(巡査に)お菓子を買っておあげ」と信者に言っています。また、「みりん」が好物で、贔屓の店もありました。みりんは、アルコール分を含むとともに、甘みがあります。今なら、赤ワインをグラスに一杯、というところでしょうか。甘いものが好きだったのが理由の一つとなって、理想世界が実現されると「甘露台」に天から甘露が降ってくる、という教えになったのではないでしょうか。