外因性・内因性・心因性

(前略)以下に述べるように、いろいろ問題があるのにこの三分法がいまだに使われるのは、臨床上便利だからである。まず「外因性」がないことを確かめ、「内因性」かどうかを吟味してから「心因性」を考えるという順序が安全だからである。「外因性」の病気、たとえば脳腫瘍を見落とすことは生命にかかわるので最優先となる。統合失調症神経症と誤るのは、逆の誤診よりも一般に罪が深い。脳炎神経症と誤ることだってないわけではない(中井久夫山口直彦『看護のための精神医学/第2版』医学書院、2004年、p16)。


*宗教者やカウンセラーの注意すべき点だと思います。