「聴きだすけ」について

 同じ抗うつ剤を出しても精神科だと効くのはなぜかと内科医に聞かれたが、診察室が違うさ、とは、無床診療所長の友人大橋一恵氏の至言である。自殺念慮も話せる診察室に内科がなったら、内科でうつ病も治療できるようになってゆくだろうし、第一内科の病気にもきっと良いだろう(中井久夫「精神科の外来診療について」『「思春期を考える」ことについて』ちくま学芸文庫、2011年(初出1981年)、pp.200-201)。


*ごもっともです。


「『聴きだすけ』ということ」
http://d.hatena.ne.jp/kkumata/20110416/p2