事件

東大時代の舛添要一氏

大学の学部時代、東大助教授時代の舛添氏のゼミ「フランスの政治」を受講していましたが、「自分にはミッテラン政権(当時)の閣僚に友人が4人いる」というのと、「自分の給料が小学校の教師より安いのはおかしい」というのが、口癖でした。悪気はなかったの…

子ども虐待という発達障害ー光市母子殺害事件について

(前略)問題は、このような治療(熊田註;薬物療法)の知識と経験を持つ児童精神科医が非常に少ないことであるが、これは子ども虐待にとどまらず、発達障害の臨床すべてに言えることである。 また心理教育も非常に重要である。被虐児の子どもは単一のフラッ…

光市母子殺害事件と性的虐待

http://news.livedoor.com/article/detail/6294536/ より転載 公判でも明らかにされたが、彼は特異な家庭環境で育った。父親は事あるごとに暴力を振るい、したたかに殴られた夜には、のちに自殺する母親がFの寝床に潜り込み「生まれ変わったら結婚しよう」…

ママである前に女であれ?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100731-OYT1T00907.htm より転載 「ホスト遊びで育児面倒に」2児遺棄容疑の母 大阪市のマンションで幼児2人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された母親の風俗店従業員・下村早苗容疑者(23)が大…

DV夫殺人事件に対する判決

今日の『朝日新聞』夕刊の社会欄の片隅に、2006年12月に夫を殺害し遺体を切断して遺棄したとして罪に問われた三橋歌織被告の控訴審で、東京高裁は22日、懲役15年とした一審・東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却する判決を言い渡した、という簡単な記…

大麻問題に思う

大学生の関係した大麻事件が続発しています。大麻事件の関係者を全員取り締まることは技術的に不可能なので、日本の警察は、「見せしめ効果」を狙って逮捕者を出すわけです。有名大学の学生が次々に逮捕されているのは、警視庁が大学生を新たに取り締まりの…

憂国忌に思う

今日は、三島由紀夫が切腹自殺した日です。私は、三島事件は一種の「言論自爆テロ」だったと思っています。しかし、40年近くたっても、三島が掲げた言論の検証は、依然として日本社会における暗黙のタブーになっています。「生命尊重以上の価値なくして何の…

福田康夫氏の国家観ー太陽と海と伊勢神宮

「福田内閣メールマガジン」46号からの転載です。福田康夫氏は、最後まで「国民目線」の意味すら理解できなかったのではないでしょうか? ドブ板選挙なんて一度もしたことがないのでしょう。 「私は国民とは違うんです。」 ================================…

品格ブームと無差別殺人

秋葉原における7人が被害者となった無差別殺人事件が社会的話題となっています。この事件は、昨今の新自由主義の風潮と切り離して論じることはできないと思います。 2007年度最大のベストセラー、坂東真理子「女性の品格」(PHP新書、2006年)では、ブームと…