太宰治の「恥の多い生涯」について

 もし太宰治が小説『人間失格』で、「恥の多い生涯を送って来ました」ではなく「罪深い生涯を送って来ました」と書ける作家だったなら、自殺せずにすんだでしょう。才能豊かだっただけに、残念です。


小説『人間失格』における宗教心理の一考察
http://d.hatena.ne.jp/kkumata/20090721/p1