妻(母親)の失望

 多くのケースでは、妻が自分の立場、役割について失望、怒り、無念の感情をかかえています。自分の能力をためす機会がほかにあったのではないかという思いから、しばしば子どもに過大な期待を寄せたり、子どもの将来に自分の希望を重ねたりしていることがあります。
 たいていの場合、夫は妻の気持ちには気づいていません(市橋秀夫(監修)『パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本』講談社、2006年、p73)。


アダルトチルドレン問題にも通じている話だと思います。