「思春期」が遅れてやってくる人が増えている

 思春期は10代という常識が、最近は崩れかけているようです。子どもは、社会的な経験を積みながら自我を確立していきます。ところが近年、少子化で大人たちの管理のもとに育つことが多いことなどから、社会経験不足のまま育ってしまいます。自我が未熟なまま社会に出るため、トラブルを克服できず、誰かに依存してしまいます。
 今は、自我か確立するのは社会に出てから、年齢でいうと25〜35歳くらいだと言われています(市橋秀夫(監修)『境界性パーソナリティ障害は治せる!』大和出版、2013年、p26)。


*賛成です。