天理教とポジティヴ・シンキング

天理教の「教団内教団」の趣のある愛町分教会では、天理教の信仰と後世のポジティヴ・シンキングが習合しているようです。

 

ところで、神様から与えられた、この神秘的な『潜在意識』は、お道のお助けに於いても活用し得る。

無限大の創造的パワーを秘めた『潜在意識』を作動させるには、強固なる『信念』を培養し、弛まざる『努力』を続けねばならぬ。成功哲学流に言えば、用木が、「自分は匂いがけが下手だ」又「自分のお授けは効かない」と想念すれば、本当にそうなってしまう。何事も、消極的に諦めたらおしまいだ。

弱腰にならず、敢えて積極的可能思考に切り替えていく。用木の意識の変革だ。潜在意識を変えれば、現象界も変わる。つまり、「自分は素晴らしい用木だ」、「自分はお助けの名手だ」「病人は、必ず必ず、親神様のご守護を頂ける」と、繰り返し想念し、イメージして潜在意識に叩き込む事だ。

お助け人は、「絶対に、助かって頂ける。神様にお働き頂ける。自分の祈りは必ず叶えられる。」と信じ切って、病人の助かった姿を絶えず鮮明にイメージする。病人も同様-「絶対に、助けて頂ける。自分は助かる。病気は治る。」と信じ切り、自分の助かった姿をありありと脳裏に描きながら、四六時中本当に治ると思い続ける。両者不抜の信念を持って、終始神様のご守護を疑わず、途中で諦めず、絶対に助かる事を確信しながら、不断の努力を続けていく。然すれば、後は潜在意識が奇蹟を行なってくれるのである。

(お道の信仰者として、基本的な、心の立て替え又尽くし運び等の大切な事は述べる迄もない。)ちなみに、本教にも一言がある。

『言えば言った通り、思えば思った通りの守護、心通りの守護』という神

(『赫ける神人』より)