中島みゆきの音楽と天理教

私の知る限りでは、天理教の教義をもっとも全面に押し出した、中島みゆきの楽曲。

「月日すべての悲しみを癒せ」。「月日」とは、天理教の教義では神様((宇宙)親神・天理王命)のことで、これは祈りの音楽です。グリーフ・ケアをテーマとした曲だとも言えます。天理教を知らない人は、「月日」を時間の経過のことだと思っているのではないでしょうか。だから、「天理教の話はしない」という中島みゆきヤマハとの契約にも違反しない。天理教のステルスマーケット布教と見ることも可能です。