スピリチュアリティ学派

 結局、私と、一時期日本の宗教社会学で流行った「スピリチュアリティ学派」との違いは、後者がアメリカ・イギリス社会の病理にアメリカ・イギリス流に対応しようとしているのに対して、私は、アメリカ・イギリス社会の進み方自体を「反面教師」と見ていることにあります。最近は、中国社会の病理も相手にしなければなりません。