境界例と自殺

 境界性パーソナリティ障害の経過における重大な問題は自殺です。精神科を受診する境界性パーソナリティ障害患者における自殺既遂率は、8〜10%とされます。これは、非常に高い数値であり、十分な注意が必要であることを示しています(林直樹「解題」タミ・グリーン『自分でできる境界性パーソナリティ障害の治療ーDSMー4に沿った生活の知恵ー』誠信書房、2012年、p108)。


*十分に気をつけましょう。