ストーカー加害者を精神科治療

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140322-OYT1T00562.htm より転載
ストーカー加害者を精神科治療…強制力など課題


 ストーカー被害の防止策の一環として警察庁は4月、ストーカー規制法に基づく警告を受けた加害者らに、精神科医の受診を勧める「加害者治療」の制度を試験的に導入する。
 偏った考え方や恨みを解消することで、加害行為の原因を根本から取り除く狙いで、被害者の遺族からも効果を期待する声があがる。ただ、治療を強制できないなど課題も多い。
 「加害者を治療することでしか、被害者は守れない」。有識者がストーカー対策を話し合う同庁の検討会で昨年12月、男性(42)が語った。
 男性の妹は、神奈川県逗子市で2012年11月、元交際相手に刺殺された三好梨絵さん(当時33歳)。元交際相手は11年6月、三好さんを脅迫した疑いで逮捕された。しかし、執行猶予付き有罪判決を受けた後、三好さんの転居先を突き止め、殺害後に自殺した。
 加害者を処罰し、被害者が逃げても、凶行を防ぐことができなかった現実に、男性は「最も欠けている対策は加害者の治療だ」と考えるようになったという。
(2014年3月22日20時07分 読売新聞)


*どうして精神科治療であって、カウンセリングではないのでしょうか?理解に苦しみます。