天理教教会長さんの拙著の感想

多くの信仰的気づきを得られる書である。

幕末明治の混乱の時代に、天理教教祖による世界一列兄弟の教えが民衆による暴力的蹶起を抑える役割も担っていたという解釈は新鮮であった。

 また第8章において論じられる「無用者」との「斜めの関係」の重要性はこれからの日本社会が抱えていくであろう問題に対するひとつの解決案を提示しており、特に天理教が喫緊の課題とする「育てる」ということの方法論としても有用であると感じた。良書であります。