老人と「ニッチ」(居場所)

問題を一般化しすぎたかもしれないが、ぜひ言っておきたいのは、多様な「老い方」を許容するような社会を成熟した社会といい、一様な老い方しか許容しない社会は老人を「群衆」化し、老人には場がない社会は、老人を行き場のない悲劇的な「ボート・ピープル」のような存在にするということである(中井久夫「世に棲む老い人」『「つながり」の精神病理』ちくま学芸文庫、2011年(原文1987年)、p220)。

*これも、先見の明があったと思います。