天理教教祖と妾制度

天理教教祖伝の異本を読んでいたら、教祖の夫・善兵衛が下女と浮気したときに、教祖が「他の女子も好くような夫でよかった」と言ったという伝承が書かれていました。男性信者の妄想には、限りがないようです。戦前の妾制度の感覚だったのでしょう。天理教愛町分教会の初代会長・関根豊松が、愛人気取りの女性との付き合いを認めよ、と妻に向かって言ったことがあったのも、そういう妾制度の感覚に基づいていたものなのでしょう。