NBM山本彩の「女らしさ」をめぐる葛藤

 ネットで調べたら、NMBのエース・山本彩は、高校時代は女子校の生徒会長で、「コアなBLファン」であることは、彼女のファンには知られていたようです。「女子校の生徒会長」=自立志向と、「男社会のアイドル」=従属志向のと間で、強烈な「女らしさ」をめぐる葛藤を抱えていることは、容易に想像できます。「女らしさ」をめぐる葛藤からの「避難と思考実験の場」として「男性同性愛という形式」を必要としたことは、容易に理解できます。私の言う、「腐女子は準フェミニストである」典型だと思います。また、彼女はAKBグループのなかでも人気者という「強者」だから、「腐女子」であることをカミング・アウトできたのでしょう。AKBメンバーのなかには、カミング・アウトしない「隠れ腐女子」も多いだろうな、と想像します。