社会人学生の声

 72才になる自らを振り返って、男女差別など意識的に避け何事も平等にと気を配ってきたつもりでしたが、本講義を聴いて、いかに傲慢であったか、無知であったかを知らされました。女児が「大きくなったら〇〇ちゃんのお嫁さんになる」とは言っても男児は決して言わない例は、今まで何の疑問も持たなかったことは、いかに自分が社会の“常識”に毒されていたかを知る象徴的出来事でした。昨日から朝日新聞で始まった女性論は以前の自分なら、反発感を持ったでしょうが、ジェンダーを学んだ今では、もっと早く書くべきだとさえ思う自らの変わりように驚くほどです。もっと若いころにこの講義を聴いていたらなあと痛切に思います。今の学生は恵まれています。開放講座を10以上聴きましたが最高でした。


*教師冥利に尽きる授業感想です。