戦闘美少女への憧れ

 私は、小さいころから変わらず、戦闘美少女に憧れている。幼稚園や小学校の低学年くらいのころはよく弟2人と戦隊ものごっこや戦いごっこをしていた。また、アニメ放送でいつもはアニメが終わるのがいやだったのに、『おじゃ魔女どれみちゃん』が終わり、新アニメとして『プリキュア』がはじまるのをとても楽しみだったことを覚えている。そして、現在でもアニメ等でいて、スカートをひるがえしながら戦う女の子をみる度にかっこいいと思うし、とてもひかれる。前回の授業では、「昔はよく戦隊ごっこをしていたし、ヒーローにあこがれていたなぁ」と思ったが、この章を終え、今でもあこがれていたんだなぁと思うようになった。また、この章にあった、「守られるお姫様よりも王子様になりたい。」(熊田注―アニメ『少女革命ウテナ』のなかのセリフ)というところに共感した。私もよく「守られるより守りたい」と思うし、実際、誰かを守れるくらい強くなりたいと空手を習っていたこともある。そして、今でも、強くありたいと思っている。私は、この章(熊田注―拙著『男らしさという病?』の第1章「現代日本の大衆文化における『女性の男性性』」)を通して、自分がいかに強い人にひかれているのかがわかった(私の授業『ジェンダー論入門』を受講している女子学生の小レポート)。


*ひとつの典型例でしょう。いわば、世界同時少女革命ですね。