「妊娠した女性社員は育児休暇を取得せずに、退職してほしい」1439社のうち25%の会社

http://www.j-cast.com/kaisha/2012/06/08135021.html より転載
「妊娠した女性は、育児休業を取らずに退職して欲しい」と考えている企業が25%にのぼるとした調査結果に、波紋が広がっている。
求人広告のアイデムが、正社員が6人以上いる1439社からインターネットを通じて回答を得たものだ。


男性正社員の育休取得を「容認できない」とした企業も16%あった。急速に進む高齢化が社会不安を高めている中で、
働きながら出産や子育てを行う女性や、それを支えようとする夫を疎んじる会社があるのが実態のようだ。


ネットにはこの結果に対し、実際にはもっと多くの企業が育休取得を快く思っていないはずだ、という書き込みが見られる。
「『本音』を言ったのが25%のみ、という調査結果」
「むしろ正直な企業が25%しかないってことだろう」


育休取得を冷ややかに見ているのは、人の穴埋めに苦心する経営者や管理職だけではない。
交代要員が配置されない場合、職場では仕事量が増えてフラストレーションが高まる。
連続して子どもを産むと、産休、育休で何年も姿を見ないこともある。


ネットメディア「ガウ!マガジン」は、「『育児休暇を取らないで』が25%!子持ち同僚にムカつく事4選」という記事を掲載し、職場に残る独身OLの苛立ちを紹介している。


まっさきにあがっているのは、「婚期が遅れるのも“育児休暇”のせい」という声だ。
同僚が自分より先に結婚・出産したために仕事が激増し、出会いが遠のいて婚期が遅れてしまったと嘆く31歳女性(保険会社勤務)の声を紹介している。


「のんきに子どもの写メールを送ってくるA子に腹が立ってしかたありません。復職後、仲良くやっていけるか心配です」
こういう人に限って、自分が出産するときには「目いっぱい休まなければ損」とばかり、育休を最大限に活用する気がするのだが…。


このほかにも独身OLは、育休中に海外旅行に行く同僚や、「子どもの病気」を理由に休む同僚にモヤモヤしたりムカついたりしていると、記事は紹介している