摂食障害の患者数

Wikipedia摂食障害」より引用


有病率は女性が約9割と圧倒的に多く、男性は全体の5〜10%程度である。工業先進国に極端に多く、発展途上国、旧共産諸国などにはほとんど見られない。 日本では2〜3%と言われているが、心療内科や精神科での治療に抵抗がある者が多く、未治療者も含めるとそれを大幅に上まわるとされる。2002年に行われた、中学・高校・大学生を対象とした大規模なある実態調査では、女子学生の50人に1人が拒食症、25人に1人が過食症、10人に1人がその予備軍であった。この10年間に拒食症は2倍、過食症は3倍に増加している。一般に中流以上の家庭、両親・または片方の親が高学歴など社会的地位の高い家庭の女子に多く見られる。家庭は社会的には機能していても内情は不全のケースも多い。


アメリカでは、摂食障害を持つ女性が100万人〜500万人、男性が約100万人いると推定される。また年に5万人が摂食障害によって命を失っているという。女子大生の4〜5%が摂食障害だとされている。