この一年の変化

 自分で言うのもなんですが、この一年で、私の生活は大きく変わりました。1.猫を飼い始めた、2.タバコを「卒業」した、3.ファッションをラルフローレンで固め、お洒落になった、4.ジャズ鑑賞を趣味にした、4.ガールフレンドとつきあい始めた、等々。「中年期の危機」を乗り越えて、(境界性)パーソナリティ障害から<病抜け>できたということでしょう。以前よりもリラックスして生活し、持病ともうまくつきあえるようになったと思います。
 思えば、仕事の上でも、2001年に日本宗教学会で「内観サークル運動と男性性の諸問題」という口頭発表(拙著「男らしさという病?」に収録)をしたときには、聴衆はわずかに3名でした。それが、去年には、「男性文化の変容を解説してほしい」という依頼がテレビや総合誌からくるようになりました。われながら、先見の明があったと思います。