創価学会と男性史

創価学会の歴代会長を男性史研究に引きつけて単純化すれば、「幡随院長兵衛」的な牧口常三郎、「清水の次郎長」的な戸田城聖、「プロジェクトX」的な池田大作、というように図式化できるように思います。戸田城聖は「三国志」「水滸伝」を愛読書としていたそうですが、これは「幡随院長兵衛」的な男性性と「プロジェクトX」的な男性性の妥協形態と見ることができます。 播随院長兵衛は、「旗本奴」たちの横暴に抵抗して殺された江戸初期の伝説の侠客で、歌舞伎や講談の題材としてよく取り上げられました。後に「神道界の任侠」を名乗った大本の聖師・出口王仁三郎も、若い頃は「われ明治の幡随院長兵衛たらん」と宣言していました。明治生まれの人は、講談文化を通して、一般教養として「幡随院長兵衛もの」を知っていました。