1)医療の進歩とアルコール専門治療機関の充実
・初期の治療という観点だけでは、断酒会は時代遅れになってしまう。断酒会は初期治療以後、リハビリ期から生涯治療の場として共生社会を提供する組織である。
しかし、医療から安心してバトンを渡されるような知的水準にはなっていない。
・アルコール以外の依存に対する知識・経験が皆無に等しく、学習する機会も設けていない(少ない)(断酒会パンフレット『アクション・プラン目標』p8)。
*自助グループの側でも、自己改善の必要性が認識されているようです。一部の悪徳医療機関の「囲い殺し」を防ぐためにも、必要なことでしょう。