アルコール依存症と「囲い殺し」

アルコール依存症者には生活保護を受けている人が多くなっている。また、自立支援法による医療補助制度も広く適用されている。

・これらを利用することで、医療機関が初期治療後のケアにまで経営範囲を広げてきている。いわゆる「囲い殺し」であるが、その対応策は議論されていない。

・依存症対策として、これらの制度に比較すると、自助グループによる治療回復が経済的に遥かに安価であり確実であることをPRしていない(断酒会パンフレット『アクション・プラン目標』p8)。


*依存症治療関係者の間ではもう常識なのかもしれませんが、医療機関によるアルコール依存症患者の「囲い殺し」とは、うまい表現だと思います。アルコール依存症をめぐって、医療と宗教がせめぎあっているようです。