断酒会と「こころ医者」

6)「こころ医者」になる

・助言もしない、非難もしない、ひたすら耳を傾ける(多少の忍耐を要するが)

精神科医だけではアルコール依存症者109万人、予備軍294万人は相手にできない。

(中略)

2.例会機能の再確認徹底(退会防止対策)

・安心して語れる場、過ごせる場(安全なコミュニティの形成)

・平等の大原則、守秘義務の徹底、最小限の助言、非難厳禁、黙って聞く・経験に応じた体験談の洗練と質の向上(会員意識)「こころ医者」を断酒会の標語とし、その意識を確認しあう。→学習会(断酒会『アクション・プラン』p4)

 

*この「こころ医者」という発想は、天理教でいう「聴きだすけ」を思わせます。