自助グループと生死の選択

月乃 病院に入院したり自助グループでつながるとメリットの一つとしてそれもあると思うんですよ。いろんな未来像を見せてくれるから。飲んで亡くなる人、やめてその人なりのささやかな幸福を積み重ねている人。自分は最終的にどちらを選ぶのかってジャッジメントじゃないですか(西原理恵子吾妻ひでお『実録!あるこーる白書』徳間書店、2013年、p195)。

自助グループにおける、生死のジャッジメント。残念ながら、現状では生を選ぶ人は、参加者の2、3割のようですが。何とか回復率を上げる方法を工夫できないものでしょうか。