境界例とのつきあい方

春日武彦『援助者必携ーはじめての精神科/第2版』医学書院、2011年、1,900円


境界性パーソナリティ障害者とどうつきあったらよいのか(pp.116-119)


*時間が解決する・・・・・・?
*つきあい方のポイント
1.義侠心は起こさない
2.つかずはなれず
3.ドライかつソフトに
4.仲間と情報交換を
5.うろたえない
*パーソナリティ障害者を前にしているときに、どうしても自分が相手に良く思われたい、慕われたいと願わずにいられないとしたら、それはそう願う援助者自身の内面に問題があると考えたほうが正解である。
*BPD(境界性パーソナリティ障害)は自分が特別な存在でありたいあまりに、月並みであることの気楽さや安心感を軽蔑し、そのくせ月並みであることに憧れているといったやっかいな人たちなのである(p125)。