暴力団関係の本は有害図書?

http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5015357642.html より転載


暴力団関係の本 有害図書指定


 福岡県は青少年を暴力団に加入させないための対策の一環として、暴力団を扱った雑誌とマンガあわせて5種類を、県の条例に基づいて有害図書に指定し、18歳未満への販売を制限することを決めました。
 4月に施行された福岡県暴力団排除条例では、暴力団の撲滅に向けて、県が青少年を暴力団に加入させないための教育などを行うよう定めています。
 しかし、福岡県の調査で、県内のコンビニエンスストアや書店など約100店舗の4分の1で、暴力団を美化するような雑誌やマンガが一般の雑誌といっしょに並べて販売されていたということです。このため福岡県は、暴力団を扱った雑誌とマンガあわせて5種類について、県青少年健全育成条例に基づいて有害図書に指定し、18歳未満の青少年への販売や貸し付け、一般の図書といっしょの陳列を禁じ、違反した場合は20万円以下の罰金を科すとしています。福岡県によりますと、暴力団を美化する内容の雑誌やマンガが有害図書の指定を受けるのは、全国でも珍しいということです。
 会見した麻生知事は「暴力団はまちがってもかっこいいものではない。こういう雑誌などを読んで誤った認識を持たないでもらいたい」と述べました。

06月26日 09時18分


*しかし、フィクションにすぎないことを承知の上で、ヤクザの任侠精神を賛美するのも、近世以来の日本の伝統文化ではないでしょうか?

「武士道病と任侠幻想」
http://d.hatena.ne.jp/kkumata/20070928