2014-11-21から1日間の記事一覧

S親和者と社会との“折り合い”点

性的パートナー獲得をめぐる種内競争が必ずしも種に有利な形質を残さないことは、絶滅した、あるいは絶滅しつつあるサーベル状の牙を持ったトラやオオツノジカの示すところであるが、しかしS(熊田註;統合失調症)親和者の微分(回路)的認知がその範疇に属…

論文の「宛名」

学生の卒論を添削していて思ったことですが、論文の指導教員になることは、要するに論文という「手紙」の「宛名」を引き受けることではないでしょうか。少なくとも、私が書いた論文は、不肖の弟子として、すべて島薗先生を「宛名」として執筆されたものです。