20世紀の日本人作家

 山口果林安部公房とわたし』(講談社、2013年)を読了。愛人の山口果林に「21世紀にも読み継がれる20世紀の日本人作家を3人挙げれば?」と聞かれて、安部公房は「宮沢賢治太宰治と・・・・・・」と答えたそうです。もう一人は、自分の名前を挙げたかったのではないか、と山口果林は推測しています。私は、安部公房はやはり目利きだったな、と思います。