2013-02-17から1日間の記事一覧
(前略)フロイトが“シュレーバー症例”において具体的に描き出し、フランスの構造主義的精神分析学者ジャック・ラカンが定式化したように、統合失調者の外界とは、実は、彼らが否認した内面が陰画として立ち現れる舞台である。内面の殺意が否認される時、外…
中村ユキ『マンガでわかる!統合失調症』(日本評論社、2011年)を読了しました。好著です。統合失調症が、1.100人に約1人が発症するありふれた病気である、2.10代後半から20代にかけて発症することが多い、ということを考えると、中学や高校の学校図書…