この結論をより一般化すれば、自分自身の身体が、他者のそれへと根源的に開かれたものである以上、性的行為一般にあって、他者の実在、不在には本質的な差異はありえないということになるだろう。丁度、生理的現象とみなすかぎりは、自慰と性交とに差異がな…
鷲田清一『じぶん・この不思議な存在』(講談社新書、1996年)、『誰のための仕事ー労働vs.休暇を超えてー』(岩波書店、1996年)、および河口和也『クイア・スタディーズ』(岩波書店、2003年)を読了。 「ひとである」というのはsursum、つまりは「途上に…
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