日本会議と生長の家原理主義者

 研究費で注文していた、話題の菅野完『日本会議の研究』(扶桑社新書、2016年)がようやく届いて、即日読了しました。「生長の家原理主義者」たちが日本会議を仕切っているとのことです。宗教研究者としては、生長の家の研究をもっと押し進める必要を感じました。私は、日本の新宗教には「生長の家系諸教団」という分類があってもいいと思っています。故・小野泰博先生の『谷口雅春とその時代』以降、本格的な学術研究はないと思います。