日本の学校と軍隊

日教組も黙認...日本の学校は今も「徴兵訓練」をやっている!
http://news.livedoor.com/article/detail/9107947/ より転載


 日下氏の前著によれば、第二次世界大戦以降、欧米諸国では「義務教育による国民皆兵制度」を否定、どんな教育をするのかは国家ではなく親(保護者)が決めるべきと「教育権」を国家から奪い返した。そんな欧米人にすれば先進国で唯一、そして「敗戦国」である日本が「国家による教育権」を保持し、「義務教育による国民皆兵制度」を持続させている姿は、異様としか思えないだろう。
 集団的自衛権を容認したいま現在にいたっても、国家による教育権の問題を指摘するメディアはない。戦後、平和教育を自称してきた日教組といえば相も変わらず、有能な「軍属」を育て続けている。終戦からもうすぐ70年、この機会に「教育権」についても考えてみてはどうだろうか。


 とくに日本の学校には疑似軍隊的な風潮が顕著だね。学校本来の機能以上のものが期待されているような気がする。教育のひずみ、とかいろいろ言われているけど、そもそも学校を集団訓練の場にしようとすること自体に問題があるんじゃないか(安部公房『死に急ぐ鯨たち』新潮文庫、1991年、p165)。


第三次産業の時代、ポストフォーディズムの時代に、明治以来の「義務教育による国民皆兵制度」を引きずっている日本の学校で、多くの「教育問題」が噴出してきたのは、当然のように思います。ランドセルがミリタリー・ルックだったのは、初めて知りました。