横綱の意地?

 一昨日もまた、NHK大相撲中継でアナウンサーが「日馬富士横綱の意地を見せました」というヘンな日本語を使っていました。本来は、横綱のような「強者」が見せるのは、「意地」ではなく「貫禄」のはずです。しかし、日馬富士の場合は「意地」と言っても、さほど大きな違和感はありませんでした。「横綱の意地」という表現の背後には、「日本文化の乱れ」だけではなく、「横綱が弱くなった」こともあるのでしょう。