『朝日新聞』の男性差別

 昨日(2月25日)の『朝日新聞』夕刊コラム『素粒子』に、以下のような差別表現が用いられています。

「男が絶滅しないとはいうものの。進化するほど、ちびてしまったY染色体。草食系が増えてきたのはそのためか。」

 これは、近代的な男性像を生物学的な「正常」とみなす「生物学的本質主義」の議論であり、「草食系男子」を差別しています。ジェンダーに関する社会構築主義の立場からは、看過できない表現です。『産経新聞』なら、「またか」ですが。